夏の困ったが解消できるぞ。ゲットウ(月桃)ってすごい

こんにちは。
福井県にあるシェアハウス ウィークタイズの大家です。
ウィークタイズは、大人の一人暮らしに+コミュニティがあるシェアハウスです。

初夏ですね。
大家兼管理人の私は、お天気が良い日中に窓を開けて空気の入れ替えをしています。

エアコンが活躍する夏。

閉め切りがちでどうしても空気はこもります。

今回はインテリアにもなりそうな素敵な植物のおはなしです。

枯らすのが得意の私ですが、うまく育てられるでしょうか。

ゲットウ(月桃)を買ってみた

ネット注文して3日で届いたゲットウ。

ゲットウ(月桃)はショウガ科の多年草です。
防虫効果があるので沖縄では古くから親しまれて庭によく植えられているそうです。
初夏頃には茎の先端からスズランのような可愛いお花をつけます。
貝殻のような蕾をつけるのでシェルジンジャーともいわれています。
室内の明るい場所でも育つので、空気を浄化する観葉植物としてもオススメです。

ゲットウのすごいところ

防虫効果

葉の成分には防虫効果があり、ゴキブリ、ダニが近づかなくなったり、子バエの発生も減るそうです。
沖縄では、実際に月桃の葉を乾燥させてゴキブリの通りそうなところに置いておき、ゴキブリ除けに利用されているようです。
生の葉でも効果があるので、観葉植物としてキッチンなどに置くにはもってこいですね。

防かび・抗菌効果

ゲットウの葉には赤ワインの34倍のポリフェノールが含まれています。
ミネラルも豊富で抗酸化作用も高く、防かび・抗菌など様々な効能があります。
ポリフェノールは、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞に効果があります。
活性酸素の働きを抑制する効果があり健康茶としても売られています。

鎮静効果

ゲットウには、フラボノイドが含まれています。
フラボノイドには、活性酸素を除去する作用があり、ストレスなどによる細胞のダメージを防いでくれる効果があります。

葉は乾燥させるとより香りが強くなります。
乾燥したゲットウの葉を匂い袋などにして枕元におけば月桃の香りの鎮静作用でリラックスして眠ることができます。

ゲットウの育て方

月桃はうまく育てるとどんどん増える。

ゲットウは育てやすい植物で、生育期の春から秋にぐんぐん育つようです。
4月から10月頃までは外で育てることができます。
夏の強い日差しは苦手なようなので、日当たりのよい明るい日陰で育てましょう。
水やりのコツは、鉢土の表面が乾く前に適度な量を与えます。
ゲットウは水を好みますが水をやり過ぎると根腐れをして枯れてしまいます。

11月から3月ごろまでは、室内の日当たりのよい所で管理します。
ゲットウの耐寒温度は3度以上といわれ寒さには強いようです。
水やりのコツは、寒い部屋では鉢土の表面が乾いてから数日してから水やりをします。
ゲットウは、東南アジアが原産の植物なので、葉が乾いたら霧吹きを利用してそだてると良いです。

さいごに

ゲットウは、上手に育てればどんどん増えていきます。

お花を咲かせるのは結構むずかしいようですが、はっぱの効果がものすごくあることがわかったので枯らさないように育てようと思います。

どんどん増えるはっぱをどんどん収穫して乾燥させれば色んな場所で使えます。

匂い袋の作り方
月桃の葉を切って日陰で茶色く枯れるまで乾かします。
乾いたらハサミで小さく切って袋などに入れると完成です。
匂いは時間の経過とともに徐々に弱まってきます。
生の葉には香りはほとんどありませんが、ごみ箱やキッチンに何枚か置いておくだけでも防虫効果があるので便利です。