シェアハウス ウィークタイズ もうすぐ5周年。

こんにちは。

福井県にあるシェアハウス ウィークタイズの大家です。
2020年6月でシェアハウスウィークタイズは5周年を迎えます。
色んな出逢いと巣立ちがありました。
今回は、大家目線で5周年をふりかえり、シェアハウスウィークタイズへの想いをお話しします。

静かに暮らせるシェアハウス

ウィークタイズのコンセプトは、『集まって住む一人暮らし』。
緩やかな絆でつながり集まって住む楽しさを20代30代の若者に体験してほしいなという思いから、福井県では初めての新築一戸建てシェアハウスを建てました。
入居者は人柄を重視して決めていきたいと思っていた私は、不動産仲介業者にお願いせず入居募集を開始しました。

周りの人には「シェアハウスなんて誰も住まないんじゃないの?」とよく言われました。
というのも福井は、幸福度が『全国1位」で3世代同居率は『全国2位』。
家族のつながりがとても濃く、結婚以外で実家を離れない若者がとても多い県なんです。

問い合わせや内見は数件ありましたが、初入居者が決まったのは募集開始から半年後でした。

初めての入居者は社会人5年目の女性。

「家族に干渉されずに自分が1人で生活できるのか試してみたい」というのが動機でした。

 

 

生まれて初めて一人暮らしをすることになった彼女。
『独りぼっちで一人暮らしができるのかしら?』という不安もあったようです。
そして、物件を探している時に、たまたま『シェアハウスウィークタイズ』を知ったそうです。
おしゃれで新築の大きなおうち。賃貸物件ではかなえられない設備やおしゃれなおへや。
『集まって住む一人暮らし』なら一人暮らしだけれど誰かがいる安心感があることにも魅かれたそうです。

彼女の入居が決まりましたが、現状は『独りぼっちシェアハウス』。

寂しがってないか心配でしたが、「広いキッチン一人占めで使えてうれしい」「お風呂もゆっくり入れる」と、ウィークタイズ生活を満喫し、楽しんでくれていました。

不思議なもので、1人入居が決まると次々とお問い合わせが続き、あっという間に女性専用の1階4部屋が満室になりました。
1周年の頃には男性2人も入居しウィークタイズはシェアハウスらしくなりました。
若者が6人も集えばワイワイ賑やかになるのかなと思いましたが、ウィークタイズはとても落ち着いた雰囲気でした。
自分のライフスタイルを大切にしている大人の集まりという感じです。
ウィークタイズの入居者にとって『集まって住む』ことは『補い合って助け合う』ことではなく、お互いの生活スタイルを尊重しつつシェアハウス生活を楽しむ住まい方なのだと感じました。

甘えすぎず離れすぎない距離感と信頼関係。
たまに時間が合えばみんなで楽しくお酒を飲んだりおしゃべりしたり自然と信頼関係ができていくようです。
その姿は、いとこ同士の関係に似ているように感じました。
今でもウィークタイズには、巣立っていったみんなが、ときどき里帰りに訪ねてきてくれます。
ウィークタイズは、彼女たちにとって親戚の家のような…。
懐かしい思い出の場所なったのだと思うととても幸せです。

おわりに

一人暮らしの場合、一人の時間を作る環境はたやすくできます。
現代社会ではおひとり様で過ごす心地よさを満喫されている方も増えています。

しかし、理由もなく誰かと一緒にいる時間を作ることはなかなか難しいことです。
寝込んだ時や、嵐の夜など一人でいることが不安なときもあります。
シェアハウスでの一人暮らしは『何かあっても誰かがいる』安心感があります。
「一人暮らしも充実していたが、他人と緩くつながる場所がある生活も楽しそう」
と、入居を決めた方もいます。

生活や価値観の違う人と暮らすことは自分のライフスタイルにも良い変化が生まれるチャンスかもしれません。
仕事やプライベートに合わせてライフスタイルを選び、その時の居心地の良い住処をもとめる。
そんな人生の通過点をウィークタイズで暮らしてみてはいかがでしょうか。
シェアハウスウィークタイズHP https://weakties.collectivebase-guruguru.com