一人旅に行ってきた 琵琶湖北エリア 竹生島クルーズ 

こんにちは。

福井県にあるシェアハウス ウィークタイズの大家です。

今回は、シェアハウスから2時間で行ける滋賀県の『竹生島クルーズの旅』です。

旅のスケジュール

シェアハウス⇒ 長浜港  ⇒竹生島クルーズ ⇒竹生島 ⇒長浜港⇒帰宅

長浜港発の竹生島クルーズは冬期期間(2021/1/4~3/5)のため、1日2便しか運航されていないので、確実に乗船するために事前にWEB予約をします。
竹生島までは、30分のクルーズなので湖を眺めていたらあっという間に到着します。

竹生島観光の中身

琵琶湖に浮かぶ竹生島は、湖岸より6kmの沖合に位置し、周囲が約2kmの島です。
神々が宿るといわれる竹生島は、西国三十三所観音霊場の一つで神社やお堂などが密集してます。
竹生島は、わざわざフェリーに乗って行かないといけないパワースポットです。

【 順 路 】
長浜港⇒竹生島港⇒祈りの階段⇒宝厳寺(弁財天堂➡五重石塔➡もちの木・三重塔➡唐門・観音堂➡舟廊下)⇒都久夫須麻神社(本殿➡龍神拝所) ⇒竹生島港⇒長浜港

港に着いたら券売所で拝観券を購入し『宝厳寺』へ向かいます。

日本三大弁才天のひとつ『竹生島宝厳寺』

本堂へ行くには『祈りの階段』と呼ばれる165段の石段を上らなければなりません。
聞いていたより急な石段に心が折れそうになりながら景色を楽しむ余裕もなく一気に登りました。
宝厳寺本堂のご本尊は『大弁才天』。
『大弁才天』は、江ノ島・宮島と並ぶ『日本三弁才天』の一つです。
弁才天は人々を苦しみから救い幸せに導いてくれるといわれる女神様です。
本堂では、弁天様にお願いごとを聞いてもらえる『弁天様の幸せ願いダルマ』という
願掛けが行えます。
お願い事を書いた紙を小さな赤いダルマに収めて本堂に奉納します。

宝厳寺の次は朱色の美しい三重塔。隣には樹齢400年の立派なもちの木。
三重塔の次は『唐門』へ。


唐門は秀吉が大阪城から一部を持ってきたものだといわれています。
2020年春に修復が完了し築城当時を思わせる色鮮やかな姿になってます。
『唐門』をくぐり『観音堂』へ。
『観音堂』には『千手観音様』が祀られています。
『千手観音』は正しくは『千手千眼観世音菩薩』というそうです。
千本の手のそれぞれの掌に一眼を持つとされ、千本の手は、人々を常に観て救い導いてくださる観世音菩薩様の慈悲と力の広大さを表しているそうです。
『観音堂』の次は『舟廊下』
『舟廊下』は秀吉の後座船『日本丸』の船櫓を利用して建てたと伝えられており彫刻が施された梁も美しいです。

都久夫須麻神社

『都久夫須麻神社』は『つくぶすま』と読みます。
平安時代の『延喜式』に載る由緒ある神社だそうです。
ちなみに『延喜式』というのは当時の朝廷(国)の政治の仕組みを定めたものだそうです。
『都久夫須麻神社』の次は『龍神拝所』でかわらけ投げをします。
2枚一組で、1枚目には名前 2枚目にお願い事を書き、湖面に突き出た『宮崎鳥居』へと投げます。
投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願い事が成就するとも言われています。
私は1枚目はくぐりましたが、2枚目は力が入りすぎてなんと!自分の足元の床で粉々に。
これでは、名前だけ名乗ってお願いしてない状態です。
龍神様。どうか届いてませんがお願いかなえていただけると非常にうれしいです。

時間が余ったのでウロウロする

見るところ盛りだくさんで高低差があってなかなかフォトジェニックな竹生島ですが、ゆっくり回っても1時間あれば十分だと思います。
竹生島港には昔ながらのお土産屋さんやカフェなど数店舗並んでいます。
ちょっと一休みして『野坂商店』の店先で販売していた名物らしい、赤こんにゃくと丁字麩のおでんをいただきました。


『織田信長公由来』んっ。竹生島=豊臣秀吉的な島ですが、ここへきて織田信長?
歴史は謎です。

終わりに

竹生島クルーズは上陸時間が約80分と決められています。
早めの便に乗って帰るとか、次の便に乗るのは基本的にNGです。初めての竹生島だったので、パンフレットに載っていたモデルコースを進みましたが『祈りの階段』がとても急なので、体力に自信のない方は逆順路で回ることをおススメします。