私がシェアハウスを建てた想い

こんにちは。

福井県にあるシェアハウス ウィークタイズの大家です。

今回は、私がシェアハウスを建てた想いをお話しします。

私がシェアハウスを創ろうと思ったのは5年前。

ウィークタイズを新しい村のようなコミュニティにしたいという意外と壮大な想いでたてました。

今の時代、環境もコミュニティもすごいスピードで変わっています。

友人も家族も年々ライフスタイルが違っていくものです。

ながれるプールでたまたま仲良くなってプールから上がれば忘れてしまう。

そんな感覚。

薄くて楽しい時間は手に入りやすく、簡単に忘れていく世の中。

私はなじめませんけど。

また、簡単に手に入り なくならないのは孤立すること。

他人とのコミュニケーションは、望まなければ寄ってこなくなります。

1人の時間は大切だけれど、誰かが都合よく近くにいるなんて家族くらいではないでしょうか。

いるだけで誰かのお役に立てる居場所がある人は帰る場所があるから自由で余裕。

そんな居場所が見つからない人は積極的に『生きてる』を実感できるコミュニティをさがしています。

 シェアハウスが建っている場所は、大きな古い工場でした。

この場所は70年前に私の祖父がイラチカ(ゴム紐)工場を始めた場所です。

当時、工場は田舎から若者が親元を離れて工場内の下宿で住み、働く場所でもありました。

若者が成長し結婚し家族ができても大きな家族のように中心には祖父がいました。

私は祖父が創っていたコミュニティの緩やかで強い絆の中で子供時代を過ごしていました。

今はなくなってしまったあのコミュニティを私は同じ場所で創りたい。

そう思いはじめ、色々さがしているときに『シェアハウス』という暮らし方に出会いました。

『そうだ。シェアハウスを建てよう』コミュニティを作ろう。

『住人と共に暮らす日々』

私の理想の居場所は、自分にお役目があるコミュニティ。

ウィークタイズを新しい村のようなコミュニティにしたい。

ウィークタイズがライフステージの大切な思い出の場所になるように。

私は大切に見守ってはぐくんでいきたい。