娘の一人暮らしでわかった敷金礼金0円の落とし穴

こんにちは。
福井県にあるシェアハウス ウィークタイズの大家です。
ウィークタイズは、20代・30代の若者が集うシェアハウスです。
今年、わが家の娘が就職し社会人になります。
私の保護者責任ももうちょいで終了。
これからは自分で決断をし、ライフプランをたててほしいと思っています。
経験その一として、去年の8月からバイトで生活費を稼ぎながらマンションで一人暮らしを始めました。
今回は、マンション賃貸での一人暮らしのお金についてのお話です。

 

娘の初めての一人暮らし

娘は学生をしながら居酒屋バイトをして生活費を稼いでいます。
バイト収入は、月平均10万弱。

そんな娘が選んだのは、全国展開の有名会社が運営している8階建てのマンション。
福井駅から徒歩20分。
マンションは築25年で古いですが、しっかりした造りでエレベーター付きです。
1Kのワンルームでお家賃は27000円。安いです。
早速、申し込みをして、審査を受け保証人である私を連れて不動産会社へ。

27000円のお部屋が( ゚Д゚)

嬉しそうに賃貸借契約書の入居者欄に記入を始めた娘。
ちょっと待て。賃借人の欄ではないのかい。
仲介業者の話では、まだ学生なので賃借人は親の私なのだそうだ。
未成年でもないのに納得いかない。
保証人欄には保証会社オリジナルのクレジットカード使用という印が。
これも納得いかない。(後で説明します)
そして、1ヶ月の賃貸料の説明欄。
家賃 27000円
共益費 5000円
緊急サポート 1000円
保証会社 530円
その他費用 2700円
その他費用ってなんだ?
見てみると、上下水道代2000円、町費700円
あらビックリ27000円で借りれると思ったお部屋が、毎月36230円に。
ちなみに駐車場が必要な人は別料金です。

しかも、この物件は普通賃貸借契約のため2年縛り。
途中解約の場合、6ヶ月未満では家賃2か月分、1年未満の場合は1ヶ月分のペナルティ料が課せられます。
お試し一人暮らしにはかなり厳しい契約です。

敷金礼金0円の落とし穴

さらに驚いたのは、敷金礼金0円のサービスの実態。
確かに敷金礼金は0円になっていますが、
消臭抗菌代 9800円(100円程度の消臭ビーズが置かれていました)
仲介報酬額 29160円。(謎です。これは、礼金ではないですか?)
火災保険料 14860円(2年掛け捨て)
更新事務手数料 10800円(更新してませんけど)
清掃費 21600円(本来なら退去時に敷金から差し引くもの)
鍵交換 10800円
ということで、初期費用 97020円(消費税が10%に上がると変動します)

さらに驚きなのは、保証会社との契約が別にあること。
基本料という名の契約金が10000円(オリジナルクレジットカードを作らされる)
別に、毎月賃貸料金の中に保証料金が530円がはいっています。
もちろんですが、1日でも入金が遅れると遅延金がかかります。

結局、契約当日に必要な金額は、
翌月の賃貸料36230円+初期費用97020円+保証会社10000円
総額 143250円でした。
初期契約費用を含め、契約いっぱいの2年間住んだとして計算してみると、1ヶ月40000円を超えていることがわかります。
普通賃貸借契約で一人暮らしをする計画がある人は、賃貸料金の3ヶ月分は初期契約料として用意しておいたほうが良いと思います。

また、賃貸料とは別に、電気代、ガス代、スマホ代、駐車料金などどがかかります。
CATV、WIFIなどネット環境も物件によっては、別途自己負担になります。
家具家電が付いていない物件の場合はその費用も考えなくてはいけません。

最後にひとこと

自由になるお金40000円ほどで毎月やりくりする娘。
食事はバイト先のまかないですまし、上手に一人暮らしを楽しんでいます。
多少の甘いところはありますが、一人暮らしのおかげで親に家事を含めどれだけ負担してもらってきたかわかってきたようです。
実家暮らしで親御さんに生活費を渡していない社会人のみなさん。
一人暮らしするほど収入がないからしかたないと思っていませんか?
実家に暮らすみなさんの生活費は親御さんが負担していることを考えてみましょう。