酷暑の予感。エアコンの上手な使い方

こんにちは。
福井県にあるシェアハウス ウィークタイズの大家です。
ウィークタイズは、大人の一人暮らしに+コミュニティがあるシェアハウスです。

そろそろシェアハウスもエアコンを使う時期になりました。
エアコン所有率全国4位の福井県。電力消費量全国1位の福井県。(2016年調べ)
暑い夏も快適に暮らしてもらいたい。でも電気代は節約したい。

今回は、エアコンの上手な使い方のお話です。

エアコンはドライ運転より自動運転が効率的

最近の夏は我慢ができるような暑さではなくなってきました。
電気代の節約のため、湿気さえなければ涼しいとドライ運転で過ごしていませんか?

ドライ運転は室内の空気の湿度を下げるための機能のため温度が高いときに使うのは効率的ではありません。
暑さが厳しいときは、こまめにスイッチを入れたり切ったりせず、自動運転を利用するほうが効率的で節電になります。

エアコンの自動運転機能とは

エアコンの自動運転機能とは、室温が設定温度になるまでは強風運転、その後は微風運転と自動で効率的に運転してくれる機能です。
室温を一度適温に維持するのにはそれほど多くの電力はかかりません。
そのままの温度を保つ自動運転は電気代の節約にもなります。

エアコンの節約ポイント

エアコンを使う夏、住まいの断熱性能やエアコンの機種にもよりますが、エアコンの節約ポイントを4つご紹介します。

1時間程度の外出ならつけっぱなしにする

エアコンは、スイッチを入れて室内温度を設定温度にするまでがいちばんパワーを使います。
エアコンは、設定温度に到達後、室温を維持するのにはそれほど多くの電力はかかりません。
外気温が高く室温も高い場合は、自動運転で一気に室温下げ、設定温度を保った方が効果的です。
1時間程度の外出ならつけっぱなしの方が電気代の節約になります。

寝苦しい夜は、設定温度を1度上げてつけっぱなし

寝る前にタイマー設定をして、夜中に寝苦しく何度も再稼働を繰り返した経験がありませんか?
窓を閉め切った部屋でタイマー運転がとまり室温があがりまた再稼働。
再稼働を繰り返すことで睡眠も中断されしっかり疲れが取れません。
自動運転の適温温度を1度上げて朝までつけっぱなしのほうが節電にもつながり効果的です。

遮光・遮熱カーテンに掛け替える

室内の温度が高ければ、下げるまで時間もかかり節電にもつながりません。
断熱性能がよい住まいでも窓枠はしっかり熱をためこみます。
窓のカーテンを遮光・遮熱カーテンに掛け替えてみましょう。
窓の外側にすだれやシェードをつけるのも効果的です。
室内の温度があがらないようにするだけでも5%も消費電力を抑えることができます。

2週間に1度はフィルターを外し掃除する

エアコンは使っていると、内部にほこりがたまります。
ほこりがたまるとフィルターが詰まり運転効率が下がります。
また、カビやほこりでエアコンが故障してしまう可能性もあります。
カビは、悪臭や気管支炎など健康にも害がでる原因にもなります。
エアコンは、2週間に1度程度フィルターを外し掃除機でほこりを取り除きましょう。

おわりに

経済産業省の調査データによれば、夏の電気使用の58%がエアコン。
24時間つけっぱなしの冷蔵庫が17%なのに対し圧倒的です。

断熱性能や、エアコンの機種にもよりますが、断熱性のしっかりした住まいなら使う電力も少量で済むため、エアコンを上手に使えば快適で節約になります。
また、設定温度を1度高くすると約10%の消費電力削減になるといわれています。

シェアハウスウィークタイズは、設計の段階から一軒家の住宅と同じように窓や壁などは、断熱効果が高いものを使っているのでエアコンをつけていなくても涼しくエアコンの風が苦手な方にも過ごしやすいようです。
エアコンも機能性の高い機種が取り付けられており、入居者さんには快適に過ごせると喜んでいただいています。